社長ブログ

屋根を忘れた日本の住宅
2024.2.14
最近、四角形の外観が目を引きますね。
一時は三角形の屋根が目に留まりましたが、
それもつかの間、流行り廃れがどんどん早くなってきています。
つぎは、多角形に行く着くでしょうか?
ともあれ、かつては風土が決めていた住宅の形も今では経済が最優先され
軒は切り詰められ、かつての和風住宅はほとんど新築からは見られません。
省エネ法改正で良くても何十年経過したときの累積経済性はどうでしょうか?
何世代に渡って堪えられるデザインこそが
今必要な本当の経済性だと思うのですが・・・
チャレンジ №4
2025.1.23
この模型のなかには何が隠れていると思いますか?
実は内部はワンルームの多面体によるドーム状空間なのです。
直径約5.4mの球体に約23㎡(7坪)の床を造っています。天井は最高4m強の球体でその中に住宅の所要室がすっぽり配されています。
床下には物置が造られ水廻りの天井裏にはロフトにもなって、大人2人が充分住むことができます。
さらに個室が必要ならば、このユニットはいくつでも直結可能となっています。
・・・・続く


チャレンジ №3
2024.12.28
さてドーム型の多面体を模型で作ってみると
数々のメリットに反して、なんとも格好悪い事か…
なぜなら住宅としてこの形は見たことがほとんどないので異様に写るのか
絶対的な形としてぶさいくなのか
又住宅としての形が奇異に感ずるのが無駄なのか
あるいは街並みの中に見慣れないのか
いずれにしても環境のなかに無理なく佇むのが自然だろうから
ドーム状をそのままの外観ではなくドームに服を着せてカモフラージュすの方法を取ることにしよう。
さてどうなるか、結果は次に・・・
チャレンジ №2
2024.10.31
一点から等距離にある点の集まりの平面形は円になり 立体は球になる事は、いつの頃か教えられた事だが その特質がどんなメリットがあるかなんて考えてもみなかった。
どうやらエネルギーに関して、究極なんだと理解する事が出来た。
同じ表面積ならば一番大きい形は球であったり、最も強い形は球である事実から何やらこの地球上に於いて究極の人口物は球に違いなく、この時節柄、最も優れた省エネ住宅の形は球体に優る物はあり得ず、球体を手軽に手に入れる方法を探る事が理想の住宅像に近づく方法 だと気が付くに致った。
それには直線、平面板の材料の組み合わせ方で近似救を造る事が目標となり得る。そこで住空間として球型のメリットをあげてみます。
●自然体
●最小の材料で最大容積を得る。
●容積に比して表面積は最少
●熱損失が少ない形状
●高気密、高断熱にかなった形
●日照 通風上有効
●球体故の全方向頑丈
●種々の災害対策に有効 単一部材で建築可能
●内部無柱、ワンルームスペース
と、メリットだらけです。
・・・・続く




チャレンジ
2024.10.21
今、新しい木造住宅の開発にチャレンジしています。
想えば数々の挫折を繰り返しながら、ここまであきらめずにやってこれました。
これも次は何が生まれるか自ら知り得ないが故に引きずられて来た結果だと思う。
細く永い自然への崇拝の上に創った答えに違いないだろうか?
さてこの世は人間が作ったモノ以外は直線あるいは四角形などほとんどなく少なくとも完璧なこの形はひとつもありはしない。すべては複雑な形としてシンプルな形はないと言っても過言ではない。
しかも究極は円形ないし球型なのではないか?少なくとも物理的には存在する何かは球型が多い。植物の実、種、地球、宇宙、分子、原子等々。
この地球上で安定した形は球なのではないか?ならば球型の住宅が可能ならば、しかも直線の材料を使って可能ならばそれは理想にかなう道筋にそった住宅になるのではないか?
こんな発想で魅惑的な住宅へのチャレンジが進んでいます。
・・・・続く